秦の六大将軍とは、白起(はくき)、王齕(おうこつ)、胡傷(こしょう)、司馬錯(しばさく)、摎(きょう)、王騎(おうき)の6人のことであり、政の3代前の王、“戦神”昭王の時代につくられた特別な制度である。
当時の秦は常に他国へ侵攻し、複数の国を相手に戦を行っていた。
遠く離れた地へと遠征して戦う将軍達に、昭王は「戦争の自由」を与えた。
刻一刻と変化する戦況に対して、6人の将軍は自由に戦いを展開することを許されたのである。
これは昭王と6人の将軍たちが、深い信頼関係で繋がっていたからこそ可能であった。
権利を得た六大将軍たちは数多の戦場を駆け抜けて、その名を戦国の7大国に轟かせ、伝説の存在となった。
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