生没年 | ?~紀元前243年 |
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時代 | 戦国時代 |
所属国 | 秦 |
<史実>
王齮(おうき)は中国戦国時代末期の秦の将軍。
紀元前257年、趙の都・邯鄲(かんたん)を攻めた。
紀元前247年、韓の上党を攻めて、太原郡(たいげんぐん)を置いた。
紀元前246年、秦王政が即位し、王齮は将軍に任じられた。
紀元前243年、死去した。
王齕(おうこつ)と同一人物ではないかとの説がある。(同一人物説を論じられる王齕は『史記』の「秦本紀」に登場するが、「秦始皇本紀」まで進むと彼に関する記述は一切無くなり、一方の王齮は「秦本紀」では名前が出てこず、「秦始皇本紀」で初めて登場する)
<キングダム>
キングダムでは「王騎(おうき)」として登場。
かつて昭王の時代に名を馳(は)せた秦の六大将軍の一人で、“秦の怪鳥”と呼ばれ恐れられる。
王宮内の権勢争いには関心を持たず、昭王の死後は第一線から退いており、戦場を駆け巡った遠き日々を思いながら、再び心躍る時代が訪れることを期待して身を潜める。