生没年 | 生没年不詳 |
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時代 | 戦国時代 |
所属国 | 秦 |
<史実>
騰(とう)は中国戦国時代末期の秦の武将。
姓は不明であり、内史騰(内史(ないし)は官名)とのみ呼ばれる。
紀元前231年、韓王安(かんおうあん)は南陽の地を秦に割譲した。秦王政は内史騰をこの地を治める仮の太守に任命。
紀元前230年、内史騰の率いる秦軍10万が韓に攻め込み、韓王安を捕えた。これにより韓は滅び、潁川(えいせん)郡として秦の統治下に置かれた。
<キングダム>
秦の六大将軍の一人である王騎(おうき)将軍の副官として登場。
王騎と共に数多くの戦場を駆け抜けてきたその実力は、王騎からも自分に見劣りしないと評されるほどである。
剣を振るうときには「ファルファルファル」という独特の音を響かせて、高速で円を描きながら敵を薙ぎ倒していく。
臨武君(りんぶくん)を圧倒し、楚の項翼(こうよく)と互角の勝負をする。